外食!商品開発 最前線

開発の舞台うら

空・雨・傘

 

・空を見上げると、雲におおわれている(事実の確認)

・雨が降るかもしれない              (解釈)

・傘を持っていこう                  (行動・結論)

 空・雨・傘という有名なフレームワークです。

 仮説を立てるとき、わたしもこのフレームワークはよく使います。

 コロナによる需要と供給のバランス崩壊により、すっかり変わってしまった購買環境やインフレの進行に対しては、以下のようフレームを当てはめられます。

 従業員の意識についても下のような空・雨・傘を描けます。コロナ禍によって時短営業、県の認証制度の導入に対する対応、陽性者発生時の消毒やシフトの組みなおし、衛生に対してますます厳しくなるお客様の要求など、様々な新しい対応を求められる一方で、売上が上がりません。店舗従業員だって人間です。そんな中ですさんでいく気持ちをどうつなぎとめられるのかを、メニュー開発の視点から考えてみます。

 どうでしょう?メニュー開発の視点からも従業員の士気鼓舞に貢献できそうな気がしてきます。

 働くみんなのためにも、少しでもいいものをお店に届けるべく、頑張っていきます!

 

 

冒頭の写真:徳川園から眺めた空。犬山成瀬の下屋敷。400年の時に思いを馳せる。自分の働くチェーン400年もたせられるだろうか。